ジェイ・マスラー

Jay MUSLER

ジェイ・マスラー

ガラス造形家

「国際ガラス展・金沢2022」に審査員としてお招きいただいたこと名誉に思います。本審査の審査員を務めるのは、二回目です。またオンラインでの審査を務めますのは初めてです。「国際ガラス展・金沢2022」には3つの時間ゾーンをまたぎ、4か国から審査員が招かれました。実は、私は、心配していました。オンラインでどのように作品を見ることができて、どのように審査するのだろうと。

しかし、この催しの主催者の細部に気を配られた計画のおかげで、すべては順調に進められたのです。まず最初に、鮮明な質の高いデジタル・イメージが送られてきました。
それを私たちは注意深く調べました。その後、本審査の日には、日本側の技術者たちが素晴らしいカメラワークを提供してくれました。そのおかげで私たちは、さまざまな角度から作品の映像を希望して送ってもらいました。またガラス展の1次審査で選ばれた作品のクローズアップもお願いすることができました。

これはスタジオグラスアートの発展のたまものであり、金沢でのガラス展の重要性の証です。今回の、金沢でのガラス展には、世界37の国や地域から応募され、1次審査で選ばれた作品が展示されます。私の心に残ったのは、作品の独創性と質の高さです。その証拠に 14 の国から送られてきた作品が見事に賞を受賞しました。

私を本審査の審査員としてお招きいただき、心から感謝申し上げます。

Jay MUSLER
→ 審査講評に戻る