講評会

受賞者の紹介

志甫 ───── 私、石川県デザインセンターの志甫から、この会場にいらっしゃる受賞者の方をご紹介したいと思います。まず、大賞を取られました、富山県にお住まいの津守秀憲様です。コメントを頂いてもよろしいですか。

津守 ───── ご紹介に預かりました、津守秀憲と申します。私はガラスと陶土の混合焼成という独自の技法を使って、熱を経て作り出される表現と造形を追求しています。
今回の作品は表現方法やサイズなど、自分自身の限界に挑戦した作品です。金沢や富山で多くのことを学び、切磋琢磨してきた結果、今回、大賞という評価を頂けたことを大変うれしく、また、ありがたく思っています。誠にありがとうございます。

志甫 ───── ありがとうございました。続いて、銀賞を受賞された竹岡健輔様と審査員特別賞の武田厚賞を受賞された藤田創平様、どうぞこちらへお願いします。お二人とも富山県からお越し頂いています。せっかくの機会ですから、一言ずつコメントを頂ければと思います。

竹岡 ───── 富山ガラス造形研究所に通っています、竹岡と申します。このような評価を頂けて、本当にうれしく思います。
今回応募した作品は、大学の卒業制作で制作したものですが、研究所で2年間制作していく中で、もっと新しいサイズや技法などを試していきたいと思っています。ありがとうございました。

藤田創平 ───── ご紹介に預かりました、藤田創平と申します。このたびはこのような賞を頂き、本当に光栄に思っています。私は富山ガラス造形研究所を卒業して今年で2年目になり、ガラスの世界ではまだまだルーキーの中のルーキーといったところです。
今回の作品は、富山での卒業制作展の作品をアレンジしたもので、その作品がこのような大きなコンペで受賞し、多くの人にこれから見てもらえると思うと、とてもうれしい気持ちでいっぱいです。今回の結果に慢心せず、歩みを止めずに今後も自分の制作を模索していこうと思います。本日は本当にありがとうございました。

志甫 ───── 以上、受賞された 3 名の方のご紹介でした。

武田 ───── ありがとうございます。金賞の作品は後でご覧頂くとして、何かご質問があれば、何なりとお願いします。

国際ガラス展・金沢 2019 講演会